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原稿の書き方
how to write


「短説」とは、20字×20行の400字詰原稿用紙2枚で書く散文作品です。
 
原稿の書き方は、一般の小説や評論・エッセイなどの散文を書くときとなんら変わりはありません。注文主により長さが指定された場合を除き、一般の小説と異なるのは、長さについて厳格な制限があるだけです。
 
手書きの場合(ワープロ原稿も基本的には共通)
(1)400字詰原稿用紙を用い、題名は1行目3字下げてやや大きく、作者名は3行目の下部に書き、本文は5行目から書きはじめます。
 本文の実質上の長さは20字詰36行です。
 
(2)段落では行替えし、1字下げて書きはじめます。ただし、会話の段落では括弧記号“「”を下げずに行頭最初の桁に置いて書きはじめ、会話の終わりの「。」は省略します。
 例=「……です。」→「……です」
 
(3)会話につづく地の文は、段落処理するか、
「……です」と彼は言った。
 というようにつなぎます。
 
(4)句読点や閉じ括弧“」”が行頭にくる順番になったときは、枠の下にはみ出して書きます。これを「ブラ下げ」といいます。
 
(5)!や?は、その下を1字開けるのが普通です。ただし、“」”で閉じるとき等は開けません。
 
ワープロ入力の場合
(6)原稿の1枚目を上段に、2枚目を下段に組みます。
段あきは3または4字分、文字の大きさは10.5ポイント(一般のワープロの標準サイズ)、用紙はB5判を用い、その中央部分に縦書きで印字します。
 
(7)タイトルは、1行目に3字下げ縦倍角(または12〜14ポイント程度の大きさの文字)で打ちます。3字以内のタイトルは字間1倍角あけ、4字以上は字間ベタ。
 
(8)作者名は、3行目下部に下から2字分上げ、姓と名の間は1字あけに打ちます。
 
(9)本文は5行目からはじめます。
文字間隔は、3.72〜3.87mm、20字分で一行の長さが、74.4〜77.4mm。
行間隔は、5.4〜5.9mm、20行分の横幅が、108〜118mm。
(定型で書式設定できるなら、 文字間隔=20字あたり76mm、行間隔=20行あたり110mmにすると、上記の平均値ぐらいになります)
 
*B5の用紙いっぱいに印刷すると、実はもっと文字間隔も行間隔もとれるのですが、余白が多めにあった方が美しいですし、編集作業で現物テキストをスキャナーで読み取る際にも相性がいいので、特に文字間隔は広くとり過ぎないこと)
 
(10)句読点はブラ下げ処理か、字数が増えないなら禁則処理(行頭に、句読点や閉じ括弧がこないように前行から1字分を送ったりすること)で入力します。自動設定による禁則処理ではうまくいかない機種もあります。手書きの場合と同じように21桁目に“、”“。”や“」”を打っても良いです。
 
公開する際、誌面のレイアウトや画面サイズの都合により、1行の字詰は適時変えることができます。しかしその場合も、元の原稿は20字×20行×2枚の中に収まっていなければなりません。
 それが短説の、唯一と言ってもいいルールです。誰が決めたのか。なぜそうでなければいけないのか。それを詮索しても始まりません。1985年の秋、われわれ〈短説の会〉でそう決めたのです。


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