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座会の開き方
open the zakai


短説の「座会」は、俳句会をヒントに考案されました。座会に出稿される作品は、無署名のままあらかじめワープロでプリントし、人数分のコピーが用意されます。座によっては手書き原稿のコピーも許されます。
 
出稿者は、配布された作品を読んで、まず自分の作品を除き、他人の作品から「天」「地」「人」、あるいは「我」を加えた4作を選んで、自分が持つ10点を配分します。配点の基準は、天(4)、地(3)、人(2)、我(1)点で、これを三位選と呼んでいます。
 
日本の伝統的な順位の呼称は、天地人の三分類が普通です。このことから、これを三位選と呼んでいるわけで、四位に「我」を加えたのは〈短説の会〉の独創です。
 
投票後はこれをひらいて、選者名、作品名、天地人我の別、点数を披講者が読み上げます。作者は自分の作品名が読み上げられたら名乗ります。最後に総得点を計算し、その座の三位を定め、批評しあいます。
 慣例により、点数の低かった作品から合評します。以後は自由な討論の場となり、同人雑誌の合評会と大きく変わるところはありません。
 
この座において最も大切なのは、批評に腹を立てないということです。短説は、座会という批評の場で成長し、完成されていきます。腹を立ててしまっては、批評が無意味になるばかりでなく、作者および作品の可能性を阻みます。
 批評は、誹謗中傷の類とはまったく次元の異なるものです。ですから、感謝こそすれ、腹を立てたり、聞く耳を持たなかったりしたら、自分が損なだけです。
 
もちろん、批評する側もその発言に責任を持たなければなりません。もっとも、あまり堅苦しく考えると、何も言えなくなってしまいますので、初歩的な疑問でも、直感的な意見でも大いに述べてくださって結構です。真剣な中にも、ざっくばらんに意見交換できる雰囲気の座であるのが望ましいでしょう。
 
 
なお、座によっては、三位選をしないところもあります。例えば東葛座会は、作者が自作を読み上げ、それからすぐに合評に入ります。メーリングリスト(ML)座会は、朗読こそしませんが、これに似たような方法で行なわれています。最大の違いは、物理的・時間的制約を受けないことです。しかし、作者が目の前にいない分、注意しなければならない点もあります。同様のことは、郵便を利用した通信座会にもいえます。(通信座会は三位選方式を採用)


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